賃貸マンション入居時の注意事項
●入居時写真の撮影
 ・損耗等の、その部分がどこかわかる程度の写真と、
  アップの写真セットで、日時入りで、勿論デジタルで。
  又、損耗箇所・欠陥箇所を貸主に指摘報告しておく事。
●契約書・重要事項説明書を全部読む事。
 勿論紛失なく保管しておく事。
●下記と違う内容が書かれているか、若しくは特記されている場合は、
 何らかの事情・適正な根拠が無い限り契約上問題有り。
●特に原状回復に関する部分
・善管義務違反(通常使用を超えた使用)による損耗は借主負担。
・通常使用の自然損耗(普通に暮らす場合の損耗)は貸主負担で、
  礼金及び敷引金が充当される。
●敷金に関する部分
・敷金の敷引き(退去時敷金から差し引く金額)
 例えば敷金が10万円の場合で、敷引2万円なら8万円が退去時の返還金。
 又、敷金は自然損耗の範囲であれば敷引きした金額を全額返還が一般的。
●退去時クリーニング代金は貸主・借主の負担に法的制約は無い。
●よくあるトラブル・・・敷金の返還どころか原状回復の代金を請求されるケースがある。
 原状回復の負担は自然損耗かどうかによる。
・たばこ・・・一般的に10本/日、程度なら通常使用の範囲と言え、
      天井・壁等のクロス及び壁材も変色等に影響は無いと考えられるが、
      出来れば、室内では吸わないか、又は換気扇の前で吸う等して、
      退去時にクロスの変色等が指摘された場合に、
      明確に「タバコ室内では吸っていない」若しくは「換気扇の前で・・・」等、
      言える様にしておく。
・カビ・・・建物の形態と使用による。
      北西部の押入れの隅。風通しの悪い所。湿気の多い所。
      外部と内部の温度差により結露しやすい所(外壁の断熱状況)。
      サッシ結露水の処理不足。加湿器。
      浴室乾燥機が無い浴室、窓のない浴室。
      これらは、建物の形状・構造によるが、使用の際も注意する必要がある。
      上記部分に関しては時々点検し、風通し、乾燥させる努力をする事。
      又、それでもカビが発生する様なら、風通し等の努力をしても、
      カビが発生する事を、貸主に報告する事。
・匂い・・・タバコ・酒類・お香・匂い液・食物(焼肉・鍋・にんにく・鮒寿司・くさや等)
      出来れば原因となる使用をしない。消臭系のものを使用する。
・キズ
 変色・・・通常使用(下記)のキズ・変色は貸主負担。
      机の足のへこみ、ベッドの足のへこみ等。
      冷蔵庫の裏のクロスの変色。畳の変色。
      これらは通常使用の範囲なら貸主負担だが、
      出来る限り損耗のない様努力はする事。
      又、鴨居・柱等木質部へのピン・釘打ち、
      クロス壁へのアンカー等あきはしないこ事。
・クーラー等の設置・撤去代金の負担を確認しておく事。
●入居時において何らかの損耗・欠陥が発生した場合、
  即座に貸主に報告する。その履歴・日時をメモしておく事。
●退去時の注意
・一般的には1ヶ月前に退去届けを出す。契約書を確認し遅滞なき事。
・退去する際、契約書を貸主側に返還するよう要求されても、法的な制約は無いので、
 貸主側の退去室内検査(この際必ず立ち会う様にする、出来れば専門家)が完了し、
 精算が完了する迄は拒否する。
 もしそれ以前にどうしてもなら、契約書・重要事項説明書の全てをコピーしておく事。
・仮にクリーニング代金が貸主負担でも、出来る限り、清掃し感謝の意を表す。
 貸主も人間。感情のもつれからトラブルに発展する事も多々ある。